株式会社 かわばた 代表取締役 川端 安利
代表者ごあいさつ
わたしたち「株式会社 かわばた」を含む川端グループは明治15年にその礎を築きました。以来130年以上の歴史を「エキスづくり」と共に歩み、「サプリメント」という言葉のない時代から、食品の機能性に着目してきました。
コアとなるエキスづくりの最大の特徴は”昔ながらの製法”を頑固に守っている点にあります。鉄がまと対話しながらシンプルな製法は「職人の技」と「素材」に妥協は許されません。
130年培ってきた信頼が何よりも重要です。昨今化粧品などでも多くの被害のでる事故がありました。化学合成的につくられるものはとても大きな副作用をはらむ危険性をもっています。また東日本大震災以来、西日本への産地の見直し・切り替えを行っています。初代川端正善が「川端商会」を興したころから一歩一歩歩みを重ねてきたことで現在のわたしたちが存在しています。その歩みを途絶えることなく続けてこられたのはやはり信頼されてきたからだと感謝いたします。
実感と感動を届ける。これからのわたしたちが企業として続けていくためには、これまでを振り返り残すべき点は残しながら、刷新していかなければなりません。「実感と感動を届ける。」これこそがわたしたちの存在価値を示す道しるべだと考えます。伝統製法を守りながら「健康」というキーワードを更に掘り下げて企業として100年先を見つめお客様ひとりひとりの笑顔のために努力して参ります。
長年培ってきた技術昔ながらの工程は手間が掛かります。もちろん職人の育成にも時間が掛かります。わたしどもはその職人に支えられて製品を作ることができます。すべては健康を想うからです。エキス化・造粒化・打錠化は可能な限り余分な成分を入れずに製品化するために長年培ってきた技術です。多くのロットをこなすことはできませんが、小ロットの依頼を社外から受けて請け負わせていただくこともございます。
話は少し脱線いたしますが、社外活動にも積極的に参加しています。名古屋市の中川区と港区に渡って活動する「中川法人会」では地域の支部長を拝命していますし、青年部会では委員長を務めています。地域に目を向ければ町内会活動も副会長を任命されて、町の防災やコミュニケーションの活性化に励んでいます。
社業同様、こういった活動にも参加でき活躍できるのはやはり身をもって自社の製品を摂っているからだと、手前みそとはいえ思っています。
昔ながらの会社だからこそ、社長自らが積極的な姿を社員に示すことで社内の空気も変わってきます。
最後になりましたが、若輩ではございますが、これからも企業活動「しじみエキス」を通して多くの方の健康に寄与できるように、伝統製法を守りながら革新を進めて、次代を形成していきたいと考えております。