Origin of History
伝統を生んだ「起源」
川端 正善 かわばた しょうぜん
蜆エッキス しじみえっきす
創業当時のしじみエキス。当時は硝子ビンにフタはブリキ製。100年以上のロングセラーを続けている製品です。現在でも伝統製法を守り受け継がれ造り続けられています。
養生訓 ようじょうくん
本草学者の貝原益軒による健康的な生活を送るための解説書。貝原の著作で最も広く読まれた。自身の実体験に基づき長寿を全うするため、身体的養生法を説くと共に【こころ】の養生にも言及している点に独自性が垣間見える。
貝原 益軒 かいばら えきけん
1630年~1714年 江戸時代の本草学者。筑前国(現在の福岡県)福岡藩士。本草学や朱子学を専攻。中国から伝えられた医学書【本草綱目】に深く影響を受け、晩年「養生訓」を記した。文献に囚われず自分の足で歩き、目で見て、手で触り、口にすることで確証を得ることに専念した。
本草綱目 ほんぞうこうもく
明の李時珍(1518年~1593年)によって記されたもの。約1900種の薬用植物・動物・鉱物などを16部60種類に分けて、それらの産地・性質・製薬方法・効能などを詳しく解説。27年の歳月を費やした全52巻の大著。
本草学とは? | 中国古来の植物を中心とする薬物学。日本には平安時代に伝わる。江戸時代に全盛となり、中国の薬物を日本のものにあてる研究が博物学や物産学に発展した。 |
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High Performance Level
高次元の技術レベル
エキス化技術
造 粒
原液は私どもの最高傑作です。しかしながらペースト状のため摂りにくいという声も頂いていました。「エキスをもっと手軽に召し上がって頂けないだろうか?」その答えを求めて粒状の加工を模索しました。現在は特別に製作した機械の手を借りながら人馬一体となって粒状に加工しています。原材料はエキスを主としてトウモロコシ澱粉(遺伝子組み換えでない)を混ぜて形成。その後、乾燥・選別の工程を経て製品になります。手軽に召し上がっていただけるので、非常に多くのお客様に御愛用いただいています。
打 錠
『「安心・安全」な素材を可能な限りそのままお客様にお届けしたい』という想いから原材料そのものにこだわっています。さらに私どもには、アシタバやモロヘイヤ、根昆布等の粉末を圧力だけで粒にする技術があります。賦形剤を使わずに打錠するためには、職人の技と機械の扱いが習熟している必要があります。
伝統製法
“変わらない・換えられない製法”に誇りを持っています。「素材を釜で炊きエキスを抽出」すること、ただその繰り返しを130年以上も続けています。湯気の立ち込める釜場の作業は過酷です。特に夏期は熱気と湯気に満たされ、その室温は優に40℃を越えます。伝統製法は職人の理解があってこそなせる技です。
地産地消
エキスに加工する素材は、“産地”や ”時期“に細心の注意を払っています。生産者とは綿密にコンタクトを取り、旬のものを仕入れています。当然のことですが、素材そのものがエキスのよしあしを左右します。
職人気質
素材そのものをエキス化して常に一定の品質に保つために職人の技は不可欠です。たとえ獲れる季節は同じであっても、海域が同じであっても、毎日加工する素材にはそれぞれに違いがあります。まっすぐに素材と向き合うことで、適切な加工ができて上質なエキスが生み出されています。
企業として地域に貢献するため、郵便局と協力して振込詐欺対策の啓蒙活動や、法人会活動では租税教室の講師・支部講演会の企画や開催・小学生サッカー大会の運営を行っています。